すきやき料理に欠かせないもの
すきやき料理に欠かせないものの1つ目“生卵”は、好きな人にとってはなくてはならないものですが、白身のドロッとしたところが嫌いという人も多いようです。
好き嫌いはさておき、卵は“完全食品”と呼ばれて人間の体に必要な栄養素をまんべんなく含んでいることから、黄身も白身も私たちの食生活には欠かせないものなのです。
まず、黄身には“コリン”という記憶に関わる神経伝達物質を大豆の約3倍含まれますが、実験においてもこの物質を多く摂取した人の学習能力がそれまでの25%もアップしたり、アルツハイマー病や認知症の予防にもなることが証明されています。
また白身には細菌の繁殖を抑える作用のある“リゾチーム”という物質が含まれていますが、風邪薬に含まれる“リゾチーム”も卵白から作られているのだそうです。
卵を割ってお箸で混ぜる時に白いひものようなものが気になりますが、これは“カラザ”といって人の細胞を保護したり、接着剤の働きをして細胞破壊やウィルスから細胞を守って免疫力を高めたり、がんの転移を防ぐ作用もあると言われています。
このような “生卵”にはすきやきの味をまろやかにする役割もありますが、明治時代に当時高価であった牛肉をさらに高価なものにするために使われたとか、お肉の臭みを消すために使われるようになったとも言われています。
“生卵”は“すきやき”の他にも、“卵かけごはん”や“カレーライス”スパゲティーやうどんを使った“カルボナーラ”などさまざまな料理で使われていますね。
次に、すきやき料理に欠かせないものの2つ目“割下”は、最近では初めから調合して売られているものもありますが、家庭でも簡単に作れるので挑戦してみてください。
まずお鍋にみりん100ccを入れ、中火にかけて沸騰させます。
次にその中に酒100ccとざらめ砂糖大さじ2杯を入れ、さらにしょうゆ100cc、三温糖大さじ2杯、切りこみを入れた昆布を入れて沸騰させます。
これで2人~4人分の割下ができあがりますが、多めに作って余ったら冷凍しておいても便利ですね。
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今日のお勧め記事 ⇒ 合挽きすきやき
“合挽き肉”というのは味の旨みが穏やかな豚肉と、旨みの強い牛肉とを混ぜて挽いた肉で、赤身と脂肪との割合で味も値段も変わりますが、一般に豚:牛が6:4の割合のものが多いようです。 また部位としては外もも肉やすね肉、ネックなどが使われ、たんぱく質、脂質、鉄分を多く含みますが通常の肉ほど日持ちしないので、できれば当日に使いきるのが理想ですが、残ってしまった場合にはラップにくるんで冷凍保存しておきましょう。 ところですきやき料理には牛肉の薄切りがつきものですが、“合挽き肉”でもおい
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